俺様のくせに
平成最後のデートの記録です。
この頃はデートの日になると、終業間際に彼からメールが来るようになりました。
私の仕事が終わりそうな時間を確認するためです。❤️
だから、待ち時間なしでデートに突入。
嬉しいです💕
普段、あまり人を悪く言わない彼が、この日は珍しく
「頭にきた!」と。
仕事で行った先の女性が彼を馬鹿にしたような発言をした、とのこと。
カッチーン!とした彼は、
「俺がバカだからです!もうやめた!この話なかったことに!」
と言って、現場を蹴飛ばして帰って来たそう💦
(あっちゃー!やっちゃったかー💦)
歳をとって、だいぶ丸くなり、ほとんどの事には『俺が合わせりゃいいこと』というようになりましたが、根はプライドが高い俺様気質。
彼を怒らせた女性は地雷を踏んだのでしょう。
「初めてあんな事言う人に会った!なんで俺があの人にあんな言い方されなきゃいけない!?バカバカしい!やってらんない!」
私は、ハイ、ハイ、そうね、うん、うん、それで?どうするの?と話を聞いてました。
内心、そんな愚痴を言ってくれるのが嬉しくもあり。
あまり頭に来てよく眠れなかったそう。あらあら。
車を降りて、食事をオーダーして、待っている時、
「なんか、あなたに話したら気持ちが軽くなったわ。」
と、彼。
「よかった。話ししたほうがいいよ。」と私。
「うん。」
私が役に立っていることが素直に嬉しい瞬間。
そしてお部屋へ。
部屋に入って、私がお風呂の用意を始めたら、彼、部屋を出て行きました。??お気に入りのコンビニのコーヒーを車に取りに行った?
直ぐにコーヒーを片手に戻って来ましたが…
ソファーに座っていた私に
「ん、これ。」
と、やや、ぶっきらぼうに差し出したもの。
…あ、ホワイトデーのリクエスト!?
「すまん!なんか、一目で俺から貰ったって分かるやつだ。俺の好みで選んじゃって、あなたのイメージじゃないわ。」
私のリクエストはキーホルダー。
家の鍵も免許証もスイカもひとつのケースに入れて持っているのですが、それは危機管理上、良くないということがあり、彼にお願いしたもの。
開けた袋の中から出てきたのは、いかにも、彼らしい、皮のゴツめなキーホルダー。
確かに、私の持ち物としては異質で、誰に貰った?みたいな。
でも、そんなこと、関係ない。とにかく彼が私のことを考えて選んでくれた。そのことが何事にも代え難いのです。
それに、『いかにも彼』というものを持てるのが今の私にはたまらなくて。
彼は一生懸命、誰かに貰ったってバレることを気にして謝ってくれてましたが(笑)
嬉しくて言葉にならず。ジーーーン✨✨✨
隣に座っている彼に黙って横から抱きついたら
「なんだ、なんだ💦どうしたんだ💦」
と照れ臭そうに笑う彼。
「嬉しい!ありがとう!」
私もやっと言葉にして言いました。
俺様の癖に照れ屋さん。
愛おしい人💕
落とさないように、忘れないように、バックにしまいました。
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