一番好きでたまらなかった人と

頻繁に逢うことができている。

逢って手を繋ぐことができている。

あんなに好きで焦がれた人と

親密な関係で逢えている。

お互いの都合をすり合わせて

約束して逢えている。　

逢おうとしてもらえてる。

逢うことが当たり前みたいに逢えてる。

お誕生日に当たり前みたいに

プレゼントを渡せてる。

Merry Xmasも、よいお年をも、

明けましておめでとうも

当たり前に言えてる。

メールに返信なくて文句も言えてる。

小さなヤキモチも口にすることができてる。

一緒に食事してキスして

お風呂まで一緒にはいれて。

たまに小さなお出かけもできてる。

そして頻繁に抱きあってる。

これ以上何を望むというのか。

これでいいじゃないか。

将来を描かない私なのだから

描くのは茶飲み友達の私なのだから。

こんなに近くに居られること

今を大事にしないと

もったいないじゃない。

そう思ったら、やっと

久しぶりになんてことない

日常のメールを送れた。

すぐに返信が返ってきて

久しぶりに少しラリーができた。

日常を伝えるメールのやりとり。

お互いの体調を心配しあうやりとり。

こんな日を過ごせるとは予想しなかった。

彼女じゃなくても

今一番近くにいる女で

今お互いを求め合う異性で

そんな感じでも

いいじゃないか。

ねぇ、あなた。

Valentine dayだって

あんなにドキドキして

渡した乙女の頃を思えば

当たり前みたいに用意させてもらえてる。

何がほしいか聞くことができて

答えてもらえてる。

「一緒に（買い物に）行かないとだな」

って言ってもらえてる。

若い頃の日記には

いつか誕生日やValentineに

当たり前みたいにプレゼントを

渡せる関係になりたいと書いてあった。

それが叶っている。

それを楽しまないなんて

なんてもったいないこと。

これ以上何を望む。

ねぇ、あなた。

私達、これでいいね。

離れるとか離れないとか

じゃなくて

そっと密かに寄り添っていたい。

そう思うこの頃。

そんな気持ちを忘れないように。

独り言と覚え書き🌸