コスモスを花束にして

大好きな人。50代も後半に再会しました。過去の記事は一部非公開になっているものもあります。

1週間

彼とのデートの前日。


場所と時間を私から連絡すると約束してたので

1週間ぶりにメールしました。

ちょっと緊張しました。


でも、彼からのメールの着信を確認したとき

私の口角は穏やかに上がりました。

それは、以前みたいにウキウキではなく

自然に笑みがこぼれる…みたいな感じ。


あ、嬉しい私がいる…って。

少し安心。自分に。


当日、日中から機嫌がいい私。

逢える、逢える。

確かに嬉しい。


当日は職場の会議。会議前は仲のいい同僚とホテルランチが恒例。

ランチメニューを見て

いつもは、パスタランチを頼むけど

うーん。きっとまた拉麺行く気で来る気が…。

そうすると、お昼がパスタ、夜が…で麺づくし?

うん、今日はパスタはやめ!

ライスでプレートランチに。

よしっ!準備完了!俺様拉麺ドンと来い!



いつもと違う待ち合わせ場所にお迎えに来てもらいました。

「久しぶり!」

とお互いに。

あー、この車内の空気、彼の微かなコロンの香り…これこれ💕

そして案の定!

「◯◯行っていいか?」

やっぱ来たーー!

お気に入りNo.1の店。そうだと思った。

ここから近いもんね。

でも、一応文句を言ってみる。


「ねぇ、私と会うタイミングに、その店行くタイミング合わせてない?」


「いや、そんなことはないけど。1人でわざわざあの店に食べに行くだけにここまで来ないから。で、行っていいか?」←ウズウズ


「いいよ。そうかと思ってランチご飯メニューにしたから。」


「よしっ!よしっ!」


「次は、またあ?って言うかもよ。」


「いやあ、夏だし、塩分取らないとな!」


冬は寒いから、って言ってたよ!


2人で並んで拉麺を完食🍜

拉麺屋さんのいいところは並んで座れるとこ。

向かい合って座るより好き。


お店を出て車に戻り、走らせながら


「さて、どこへ行きますか?」


「どこへ連れて行ってくれるの?」


「地の果てへ」


「じゃ、地の果てへ」




そして恒例、例の質問


「体調はどうだ?」


「ん?モヤモヤした。」


今回は悶々とは言いません。


「モヤモヤは今日晴れそうか?」


「晴らしてくれる?」


「がんばりましゅ!」

そして

「どのくらいでモヤモヤするんだ?」


悶々とモヤモヤの違い分かってないー、けどいいや。


「んー、2週間?」←適当


「じゃ、月2回だな。悪いな。全然予定が立てられなくて。」


「FBに『明日は休み』みたいに書いてあったからさ…」


「あれは、昼間は、ってことだよ。前言っただろ?外に出て行く仕事だけじゃなくて、中でやる仕事がかえって多い、って。」


…はい。ごめんなさい。


私は、ここで前から気になっていたことを聞いてみる。


「あなたは、どのくらいで悶々とするの?」


「…1週間くらいかな…」


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「ごめんなさいっ!すみませんっ!

凄く申し訳ないと思ったわ💦」


彼、静かに笑いながら

「まぁ、俺の場合は釣りに行けば晴れるから。」


「釣り!?行ってください!」


頻繁に会えないのはお互い様。私都合もある。

付き合い始めた頃、毎週は出かけにくいと言ったのは私。

もしかして、我慢させているのは、私なんだろうか?

本心から彼に謝った一幕でした。




前のメソメソ記事に、励ましのコメント、nice! ありがとうございました。

やっぱり、バカは私、でした。








(キリがいいので、つづく)