コスモスを花束にして

大好きな人。50代も後半に再会しました。過去の記事は一部非公開になっているものもあります。

「おいで」

天気予報は夜遅くに雨の予報。

ムシムシした空気。

嫌いだなぁ。

髪は広がりやすくなるし、歳を重ねたらこういう時期は首が痒くなるし。

傘持って来なかったけど…きっと大丈夫かな。

私、晴れ女。大事な日に天気が荒れたことはない。

あ。一回あった。自分の結婚式の日。

土砂降りでしたー😅

余談でした。



彼車の中

最近の彼の仕事の話を聞きながら車は進みます。

と、彼。

「この前さ△△の拉麵屋に行ったじゃないか。

あそこのつけ麺食べたい。」

「うん。そうだと思ってたよ。」

「なんでだ?」

「だって、前回食べ終わったら『俺もそっちにすれば良かった』って、と〜っても残念そうに言ったじゃん。私よく覚えてるでしょ?」

「笑笑ー言った!」

「そして私が『また来よ』って言ったでしょ?」

「笑笑ー言った!言った!いや、またぁ?って言われるかと思ってた。」

「私も今日はそのつもりだったから、今日は言わないよ。」


これblog効果です。

会話を書いて記録してるから、記憶力の衰えた私でも、ちゃ〜んと覚えてられる😉

お陰で彼も上機嫌でハンドルを握ります。

毎回拉麺なこと。ちょっとは気にしてるんだ。


旨い!旨い!を連発し割りスープで完食。

多分、しばらく通う気配😅


お部屋へと車を向けます。

いつもの悶々問答。今回は。

「うん。悶々した。」

と即答したら、シツコク聞かれませんでした。

が。

「あのメールで悶々としてるって意味かなぁ、って思ってたぞ?」

「うんー?どのメールかなぁー?😅」

心あたりがふたつあって分からない。

「俺が『なんかあったか?』って返したヤツだよ。なんか、ぶつっ!としたメールが来たぞ」

あ。②のことね😅

「ごめん。実はあの時寝てた。ちょっと寝ぼけてた💦」

「……」苦笑いされました。

ごめんなさい。今後メールはちゃんと起きて打ちます。


お部屋

最近変わったこと。

私がお風呂の用意をしてお湯が溜まるまで

ソファに座っている彼の隣に座ると、抱き寄せてくれるようになったこと。

以前は2人でテレビを見ながら、あーだ、こーだと話していたのに。嬉しい。

深いキスをして。服の上から触り合って。

でも。お湯が溢れるのが気になる私。

「お風呂入ろ」と止めるのは私です。


入浴後ベッドへ

彼に聞きました。①のメールのこと。

「仕事ひと段落した、ってメールきたから

誘ってくれるのかなと思ったのにメール終わったよね?なんなの?って思ったよ。」

「いやー、ひと段落しても、色々と。まぁ大きいヤツが終わってホッとはするな。」

返事になってないですけど💧

ま、いいや。あなた構ってちゃんらしいから😁

私が自分の都合のいい日に誘ってあ・げ・る。


そういえば。ふと思いだした。

「今日、童貞って言ってないね?童貞?」

「あったり前じゃないか!」

当たり前。なら。

「ねぇ。それもうやめない?」

「ん?」

「言わなかった日、私帰ってからモヤモヤしちゃうじゃない。」

「わかった。」と一言。笑顔でした。

分かってもらえて、よかった。


何回も🌊🌊🌊のち。。休憩。

彼が枕に戻って?(表現が難しい)

離れた私を自分の脇に抱き寄せるとき。

「おいで」

と言いました。。。

きゅーーーーん💘💘💘💘💘💘💘💘💘


「おいで」


この、たった三文字が。

すっごく。すっごく。嬉しくて。

おかしいかな?私。

いつも、言われても「ほら、こっち来い」とかだったのです。

それでもいいんです。けど。

彼の少しハスキーがかった声で、優しく、微笑み付きでの

「おいで」

私の心をわしづかみ。思い出しても💕💕💕

素敵な響きでした✨✨✨✨

肩を抱いてもらい彼の脇にすっぽりはまる。

幸せな時間。


「あなた肌が変わったと思わないか?」

「えっ?どういうこと?」

「なんかスベスベして、綺麗になった。」

「前、そんなにカサカサだった?💦」

「イヤ。そうじゃないけど、最近なんか肌が違ってきたなってずっと思っててさ。ツルツルしてきた。」

私の背中を撫でながら。

「嬉しい。それは…やっぱりいいひとができたからじゃない?」

「やっぱり女の人ってそうなるんだな。」

「きっとホルモンバランスとか良くなるんでしょう?」

「うん。そうだな。」

それで最近、私の背中とかよく撫でてたのか。

『好きな人』とか『恋人』とかの単語が一瞬頭をよぎったけど、咄嗟に『いいひと』に変えてしまった。こんなところでドサクサに紛れて言うのはイヤだった。そして言ったときの彼の反応も怖かった。というのが正直なところ。


彼が言うに、彼の下半身が私を求めるらしい。

「こいつ👇が、触ってもらえ…してもらえ…してもらえ、って言うんだよ。」

「この子だけなの?」

「いや、そうすると頭に伝わって『そうだなぁ。そうだよなぁ。お前の言うとおりだなぁ。』って思うんだ。」

なんて会話をしていたら、彼が突然。

「あなた写真撮っていいか?」

「写真?」

「あなたが◯◯てる写真。もちろん誰にも見られないようにするし、あなただって絶対分からないように撮るし。」

「なに?それで一人で見て悦に入るわけ?」

「うん。」

何を言い出すかと思えば。

どうして男は皆同じような思考になるのか。

お返事しませんでした💧

その日するのかと思ったら、違うようで。

いいなんて、言ってないからね😅


帰り道

雨は降らず。遠くで雷が光っているのを見ながらのおしゃべり。

話題は同窓会の話しに。

話しをしていたら

「なぁ、同窓会って、俺がいつものTシャツにサンダルとかで行ったら、おかしいのかな?」

「あ、別に〜。皆んなカジュアルだよ。まあ、カッターシャツ着てくる人もいるし。短パンの人もいるし。好きなかっこしてくるから。全然オッケー。」

「そか。」

…って。あなた来る気なの!?

だから。あなたは欠席で…って。


別れ際

「ホントに今月は時間とれるから。特に夜は。」

「ん。」

今日も別れ際に💋してくれるかなあ。

「またね」を言い合い、そうなるように…と彼の顔を見たら。

「ん。」

と、左頬を差し出されました。

あ。私がするのね😅

仕方なく?彼の頬に💋

ちえっ。。。

車から降りようとドアに手をかけたとき。

「メールくれていいよ😊」

ん?くれていいよ?

彼に向き直り、私からも。

「メールくれていいよ😁」

お互い笑い合い

「じゃね。」「じゃ。」

まったく素直じゃない俺様だこと。


笑顔で車から降りました。

彼は右へ。私は左へ。日常に戻りました。


「おいで」