コスモスを花束にして

大好きな人。50代も後半に再会しました。過去の記事は一部非公開になっているものもあります。

言い訳になってない言い訳

前々回の記事、前回の記事に、沢山の励ましのコメントやniceをいただきありがとうございました。

ありがたく、感謝の言葉が見つかりません。

本当にありがとうございます。


俺様に会って来ました。


結果は表面上は謝罪を受け入れたようにし、彼を受け入れました。

が。

すみません。心のもやもやは晴れてません。


会話中心の読みにくい記事になります。

よろしければ、お暇なときにでも読んでやってください。





当日、いつもどおり私の終業時間を過ぎた頃、俺様から、いつもどおりの確認のメールが来ました。


車のドアを開けると、一瞬ですが、いつもと違う空気が2人の間に流れました。

俺様はいつもと同じに

「お疲れ」と言ってはいるものの、気まずそうな微妙な笑顔。

私はいつも同じ言葉を返してましたが、この日は

「こんばんは」

と返しました。


車を走らせるとすぐに

「申し訳なかった。悪かった。」

「怒ってるか?怒ってるよな。」

それには答えず

「言い訳聞きに来ました。」


俺様の説明は

「ノリなんだ。親友から、イベントのチケットが2枚あるから、どうだ?と連絡がきた。たまたま時間が空いてたから軽いノリで行ってしまった。」

「翌日の新幹線で行って高速バスで帰って来たよ。」

半分笑いながら。

でした。


チケットが2枚。


この言葉で私の思い過ごしであってほしい、考えすぎであってほしい、と願った最悪の推測が、思い過ごしじゃないと思いました。


「1人で行ったの?」



「イヤ。◯ちゃんと。◯ちゃんの方に連絡がいって、そこから俺に話しがまわってきたんだ。SNSで繋がっていたんだろうな。」



◯ちゃん、とは俺様の仕事のパートナーの1人で女性です。40代。独身。

俺様のSNSのコメント欄を開けようと思ったのは、もしかして、と思ったからです。

一緒に行ってるんじゃないかと。

以前も一緒にイベントに出かけていたので。

コメント欄にはその◯ちゃんもコメントをしてました。

一緒なのか、違うのか。どちらとも取れるコメント。

記事にそのことを書かなかったのは、認めたくない、載せるのも嫌で。

今回会った時に、このことだけは確かめたかった。

1人なら笑って許す。

もし、一緒なら……どうなるか、どうしたらいいか、自分でも分かりませんでした。

でも、確かめずにはいられなかった。


私の口から出たのは

「それがイヤ!それだけは絶対許せない!」涙声


「そうだよなぁ。そうだよなぁ。。」


「私のお願いは聞けないけど、◯ちゃんの急な誘いは行くの?」


「そんなことじゃないだろう!?」


「そういうことでしょう?…」 


「泣いてるのか?」


「怒ってるんじゃなくて悲しいの。私と会うのはせいぜい4時間。そこに行くのに何時間かかるのよ。」


「3時間くらいかな。」


「そうでしょう?そしてイベント見て?また時間かけて帰ってきて?そんな時間は取れるのに私との時間は取れないんだ。」


「そうじゃないだろ!!今日だってこうして謝ろうと思って時間作ってるじゃないか!」


何故逆切れするのか理解できない。

謝まるための時間なんてほしいと言った覚えはない。


そして

「あなたに会う時は俺は万全の状態で会いたいんだ。最近俺、誰にも言ってないけど睡眠がおかしくて。飯食うとすぐ眠くなって。夜も2、3時間おきに目が覚めて。また朝方寝てで。あなたに会うときはシャキッとしてたいんだ。会って俺が眠たがってアクビばかりしてたら失礼だろ?あなたイヤじゃないか?」


全然心にストンとくるもの無し。

「別にいいよ。リラックスしてくれてるんだなぁ、って思う。」


「そうか。じゃ、今度そうするよ。」


「なんでSNSにあげたの?謝まる前に。」


「あなたが見るかなぁ、と思って。載せて謝ろうと思って。」


「私に前向きに検討しますと言ったのは、その場しのぎ?」


「そうじゃないよ!たまたま時間が空いて、そこに連絡がきて、あちらが先だったんだ。@#&#@#&#」

何かくどくどと説明してましたが覚えてません。ただ「あちらが先」と何回も繰り返したことだけが残りました。あちらが先?何を言ってるんだろう、この人は。


「あちらが先?違うでしょ?私がお願いしたのはいつよ?」


「…そうだな。違うな。」


「…ねぇ、逆だったらどう?あなたの誘いを断って私が黙って他の男の人と出かけたら、あなたどう思う?」


「それは、悲しいな」


「あなたがお仕事忙しいから無理だって言ってたのに…空いた時間ができたら、ってお願いしたのに。私のことは頭をよぎらなかったの?」


「よぎった。申し訳ないと思った。」




「…………私ね。あなたのSNSのコメント欄は見ないようにしてるの。見ると気になることが多いし、モヤモヤするから…でも、今回あなたからメールもらって開けてみた。やっぱり見なきゃよかった。親友は『ちょうどタイミングが合ってよかった』って言ってるし、◯ちゃんはコメントしてるし。……もうSNSなんて見ない!!」


この言葉を言った瞬間に泣いてしまいました。


「泣くなよ!そんなSNSくらいでー!」


「SNSで泣いてるんじゃないでしょ!」


「…そうだな」



俺様は、車に乗った時から手を繋ごうとしない私の右腕の二の腕をずっと握っていました。


「今回は100:0で俺が悪い。悪かった。申し訳なかった。どうしたら許してくれる?」

「なぁ、どうしたら許してくれる?」


この言葉を何回も繰り返して言いました。


でも。私の気持ちは全然納得してなくて。

代替案を出す気になんて、到底ならず。

この他にも色々言葉を並べてたけど、覚えてません。会話も順番が違ってるかもしれません。


言い訳を黙って聞く私に、時折

「聞いてるか?」と確認し

泣きそうになるのを我慢してボソボソ喋る私の声が聞き取れないらしく、何度も聞き返され。


車の中で話しを聞いていて思ったのは

『この人、全然分かってない。』


ノリで、軽いノリで、仕事仲間とはいえ、女性と、丸一日、遊びに行く。私が空き時間をちょうだいとお願いし、それを自分も了解した。

先約があっても自分の興味の高い方に、ノリで行ってしまう。その後どうなるか想像しなかったのか。想定外の展開なのか。もっと軽く考えていたのか。そして自分を正当化しようとする。私の正論の前に呆気なく崩れる。もっと私を納得させてほしい。今回の行動にちゃんと必然性を感じさせてほしい。


正当性も必然性もないから私の胸に届かない。私の胸は悲しみでいっぱいになってしまった。




車はお部屋に黙って向かっている。

私、できるのだろうか?

行きたくない訳じゃない。

そうなるのだろうとは思っては来た。

そうなれば私は気持ちが変わるのか。

でも、それで誤魔化されるのはゴメンだ。



途中、コンビニに寄った後から、雰囲気を変えようとしてるのか、俺様は、台風の話し等々を話している。

私は満足に返事をしませんでした。

言ったのは、聞かれたことに対して

「うん」「ううん」

だけでした。




そのまま、入室になりました。








すみません。疲れました。

続きます。

ごめんなさい。

休憩します。