コスモスを花束にして

大好きな人。50代も後半に再会しました。過去の記事は一部非公開になっているものもあります。

奇跡

前回の何を言ってるのか訳の分からないグタグタな独り言記事にnice!、お付き合いいただき、ありがとうございます。

多分、もう大丈夫です!




昨夜、異動する同僚の送別会でした。


私、お酒の席は好きですが、あまり強くない。

昨夜も酎ハイ2杯でかなり酔ってしまいました。

自分で(もうやめた方がいいな)とストップ。

帰る、という同僚が出るタイミングで私も早めに失礼しました。


かなり千鳥足で自宅への夜の道を。

彼に会いたくて…メールしたくて…。

歩きながらスマホを取り出して…。

でも…やめよう。取り立てた用がある訳じゃない。酔っ払ってる。かなり。

ダメ、ダメ!

スマホをコートのポケットに入れて握りしめて歩く。

誰もいないので、声に出して

「甘えちゃダメ。甘えるな。甘えるな。」

自分に言い聞かせて歩いてました。

このまま歩けば彼の家の脇を通る。せめて彼の家を眺めながら自宅に帰ろう。

会いたい。少しでも繋がりたい。そんな気持ちをグッと抑えつけて。彼の家が近づく。

(ここで彼に会ったら奇跡)

そんなことがある訳ない。

声に出して

「会えたら奇跡」

と2、3回呟いて。


あ、車のライト。前方から来る…えっ⁈えっ⁈

彼の車!?嘘っ!




『奇跡』




自制心、崩壊‼️

スマホをコートから取り出して、かけたことのない電話を。

「奇跡、奇跡」と独り言を言いながら。

まだ駐車場にいるはず。

「どうした?」

「ごめん。酔ってる。まだ駐車場?出てこれる?」

私の半分泣きが入ったような声に

「どこにいるんだ?」

「すぐ近く。小路の前。」

すぐ車を私の脇へ。助手席のドアを開けて、

「ごめん」と言った私。

「どうぞ」と微笑んでシートに座るように促してくれた彼。


車を走らせながら

「なんだ、なんだ?どうしたんだ?」

「奇跡なの。奇跡。会いたいと思って、もしここで会えたら奇跡、と思ってて。そしたら会えたの。奇跡。」

「何が起こったのかと思ってビックリしたぞお」


彼の手を握りしめて、腕にしがみつき、頭を彼の肩に乗せ。

酔ってたから出来たこと。

したことがない。

「ごめん。甘えた。」

「いいよ、いいよ。全然大丈夫。」


ほんのひと時。時間にしたら15分か20分くらい。

車を走らせ、ぐるっ〜と回って

「ありがとう。またね。」




今朝、あれは夢?

電話の発信履歴…ある。現実。



でも、酔っ払って、大胆な、かなり危機管理が出来ていないことを。

反省中です。