俺様が俺様でなくなった夜
俺様が大きな仕事を控えた前夜のこと。
夕食を食べていたらスマホの着信音が。
なんとなく、これはもしかしたら俺様ではないかと、根拠もなく私の勘が働きました。
スマホをチラッ。
あたり🎯
珍しい時間帯でした。
普段、メールのやり取りは夜遅くが多いので
そんな時間にどうしたんだろう?
明日から大事な仕事だから集中しているんじゃないのかしら?
開いてみると。
そこには
いつもメールには1、2行しか書いてこない俺様なのに、文字がたくさん並んでいました。
『しかし、久しぶりの大物。
準備はちゃんとしたつもりでも
ちっとも落ち着かない。
まあ、日に3つもやんなきゃだし、
長距離の移動はあるしなんだが。
年取ったから、心配性になってきたかな。
若い時は全然大丈夫だったんだけどな、
と泣き言を言う俺!! 』
これは。
俺様からのSOSとでもいうのか
よくブログでいうところの
「吐き出し」とでもいうのか。
とにかく、真正面から向き合ってあげないと
いけないメール。
家事をまず済ませて、返事はそのあと落ち着いてから書くことにして洗い物をしながら送る文を考えました。
ブログに記事を書いていることが、こんなときは役に立ちます😅
一生懸命に返信文を言葉を選びながら書いていたら、俺様から、これもまた珍しく追いメールが!
『こんな泣き言はあなたにしか言わない!
てか、言えないな。 』
最初のメールから30分くらいしか経ってませんし、こんなこと初めてです。
居ても立っても居られないのでしょう。
きっと私にメールすることも少し躊躇ったのでしょう。
そして、送ったメールを読み返してみたのでしょうか?
男性でも送ったメールを読み返したりするのかしら?
とにかく
よほど落ち着かない心中であることが伝わってきました。
あわわわ💦
待ってね💦今書いてるから💦
早く打たなきゃっ!
ポチポチポチポチ…
送信!
『お暑うございます。
あなたの緊張が伝わってくるようよ。
3つもやって、長距離の移動もあるのね。
久しぶりの大物だもの、準備していても
不安になるのは、ごく自然なことだと思う。
それにね。そんなふうに心配して
色々考えてしまうときは、
たいていが大丈夫なんだよ。
若い頃の勢いは若かったからこそ。
色んな経験を積んだからこそ
心配もできるってこと。
あれ、ふたつめのメールきたっ!
泣き言なんて思ってないから〜!
不安だ!って口に?出した方が
落ち着くでしょ?
いっぱい言っていいよ!
言ってくれた方が嬉しいから😊 』
こう書いてみました。
すぐに返信があって
『ありがとう!!
そう言ってくれると思ってたよ! 』
とか
『素晴らしい助言だ! 』
などと
少しやり取りをして
落ち着いたのか俺様は黙って消えました😂
ま、いっか。
頑張れ!俺様!
と私は翌日1日俺様へ念を送り続けました。
そうすると俺様と約束したのです。
きっと2日間の仕事が全て終わったら
連絡をくれるだろう。
それまでは静かにして待っていよう。
ところが1日目の夕方に
着信音♪
ん?もしや?
あたり🎯
1日目の仕事が順調に無事終わったことを報告してきてくれました。
もっとも…このときは3行だけ。
しかも…返信したのにリメールなし😂
もとに戻ってるし〜🤣
まぁ、よかった、よかった😅
このときの俺様のメールに
『助けてもらったよ。 』
との言葉が。
私が俺様を助けたらしい🥹
私に連絡してみようと思ってくれて
そんなふうに言ってもらえるなんて
ありがとう。
そして。
2日間に渡った俺様の大仕事は無事終了。
その日の夜にまたメールが来ました。
『無事終了!!
帰ってきたよ
ありがとう 』
私からは労いの返信をして、2、3回のやり取りをして
私からの発信を最後に
俺様はまた黙ってメール画面からいなくなったのでした😂
おいっ!!
ま。
もとの「俺様」に戻れたんなら
ヨシとしときますか🙃
ヨシヨシ。
頑張ったね。
昨夜
落ち着いた「俺様」から
お誘いのメールがきました。
が。
以前のやり取りで『月末と月初めは難しい』
と言ったことをお忘れになったらしく
同じ日を打診してきました。
だからーーー😓忘れたのーー?
とは言わず
もう一度丁寧に教えてさしあげました。
私に予定を見るようにおっしゃるので
都合の悪い日をお伺いしたら
『ま、◯日以降なら、楽勝だな! 』
との余裕のお返事。
俺様ふっかつ!!
そして
メール画面から黙って消えられるのが嫌な私は
早々に
『おやすみなさい。 』
とご挨拶。
『おやすみ! 』
ぷっ。おやすみ にまで『!』をつけちゃて
ご機嫌じゃないですかーー😂
やれやれ。
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