欲しい言葉より嬉しかったこと
【月刊秋桜】です😅
ほんと。1か月ぶり。
書くことがないというか
何をするのも億劫になってきたというか
感情の起伏がなくなった?
感激とか喜びとか、そんなふうに気持ちが動くことが少なくなってしまって
それは年齢のせいなのではないか
と思う、今日この頃です。
12月。今年最後のデート記録です。
よろしかったらお付き合いくださいませ。
このところ続いていた悪天候もひと休みした日。
お昼過ぎに待ち合わせをしました。
やはり道路事情のせいで、俺様が珍しく遅れてきました。
待っている私のスマホにメール着信。
『〇〇の前にいるよ』
〇〇の前…どこよ…。
そうだ!電話!
電話嫌いの俺様なので今までに電話で会話をしたのは2、3回のみ。
イソイソと電話しました😚
🌸「〇〇の前ってどこぉ?」
俺「△△の前」
🌸「△△が分かんない」
俺「いまどこ?」
🌸「駅前のビルの中」
俺「そこを左に出て…略…〇〇ホテルの方に来て!」
🌸「〇〇ホテルねー。はぁい」
会話を要約しましたが、これ以外にも必死に説明してくれる俺様が嬉しくて
イタズラに電話を引き延ばす私なのでした🤣
だって電話の声が聞ける滅多にない機会なんですもの🥰
イタリアンレストランでランチ🥗🍝☕️
私はパスタはトマトソースが好き。
俺様はどちらかと言うとオイルソース系を頼むことが多くて。今回も。
シェアするからぁ〜🤤
と思っていたのに「ごちささま」と俺様の声。
「あー、少しもらおうと思っていたのにぃ😗」
「笑 ゴメン!美味くて食べちゃった😄」
「もぉ〜!…これ食べる?」
なんて会話も楽しく。
食後のコーヒーをいただきながら、俺様が
「あー、満足でしあわせだな」と。
「美味しいもの食べてしあわせなんて最高ね」
「うん。美味しいもの食べたから、だけじゃないけどな。」
だけじゃなくて、他になにが☺️?
いつものお部屋に行くのは天候を考えると危険なので、市街地にあるお部屋へ。
付き合い始めの頃、利用していた部屋です。
お風呂にお湯を張り始めて、バックから柚子を取り出してイソイソとバスルームに向かう私を俺様が笑って見ています。
柚子を4個投入して柚子湯の準備完了です。
俺様の後からバスルームに入ると
バスタブから柚子のいい香が〜🍊🍊🍊🍊
俺様が柚子に傷をつけて香を立たせてくれていました。柚子潰しすぎ〜。ぶちゅぶちゅ🍊
ふたりで柚子の香に包まれて入るお風呂は最高に幸せなひととき。
今年も入れたことに感謝。
「あなたのスーツ姿はいいな。」
「スーツ、久しぶりでしょ?」
「うん。そそられる。興奮する🤩」
うふん♡
そうだろうと思って、1番お気に入りのスーツを着てきたのよ♡
もっと言って〜〜♡
ちょっとエッチな話(内容は忘れた)をしていたら
「あなたとこういう話をするのが好きなんだ」
と。
「私のことは好き?」
「こういう話をするのが好きなんだってば」
「私のことは好きじゃない?」
「いや、そういうことじゃなくって」
「また誤魔化された😑」
「誤魔化したわけじゃないよ」
…これ以上の話に発展しないのでやめました。
ちょっと拗ねたんだけど、俺様は気がついてくれないし😑つまんないの😓
「今年もいい一年だった。あなたのおかげだよ。ありがとう。」
うん。その言葉は嬉しいけど、もっと欲しい2文字があるんだけどな。
言わない主義なのかしら。。。それとも。
私が帰りたい時間にはまだ早いけど
天候を考えて早めに退出した方がいいと俺様。
車中はずっと手を繋いだまま。
途中。以前、というか、きっと30年以上前。
ふたりで来たことのあるレストランが車窓から見えました。
何回かこの前を通ってはいたんだけど
どうせ俺様は覚えていないだろうし
どちらかと言えば昔話的なものが嫌いな人なのでふたりの話題には上らなかったんだけど。
でも、渋滞で車がちょうどその店の前でしばらく停まっていたので
「むかーし、この〇〇ってふたりで食事に来たよね。」
と、話を振ってみました。
『そうだっけ?覚えてないな』という言葉が返ってくることを覚悟してのことです。
すると。
「来たな。俺、あんとき、ハムステーキ食べた。」
えっ!?
「そう!ハムステーキ食べたの!覚えてるの?スゴイ!びっくり!」
「へへーー!どうだ!覚えてるぞ!スゴイだろー!😏」
「うわっ!ドヤってる!珍しくひとつ覚えていたからって、ドヤんないでよ😂」
笑笑
「なんか覚えているんだよな。あのハムステーキ美味かったな。」
「私に少し食べるか?って聞いたのよね。でも、私、何処かで食事を済ませてきてたから要らないって言ったんだ。」
「うん。」
「あの頃って、携帯もないのに、どうやって連絡を取り合って待ち合わせしたんだっけ?私、どうしてもそれが思い出せないのよね。」
「だよな。じゃあ。もし俺がそれを思い出したら褒めてくれるか?」
「うん。すっごい尊敬する!」
「アハハ 無理だろうな。あなたの記憶力には負けるよ。」
恋愛関係でもなく、頻繁に連絡を取り合って会っていたわけでもない時代。
たった1日の僅かな隙間に共有したあの夜の時間を俺様はちゃんと覚えていてくれた。
ハムステーキを食べる俺様と、コーヒーを飲んでいた私。
グランドピアノが置いてあったあの静かなレストラン。あれから一度も行ったことはなかったけれど、前を通るたびに思い出していた。
俺様も同じ気持ちであのレストランを見ていたと思うと。
じわりと、幸せが…。
あの変な関係は、今の関係に繋がる布石だったのかも。
ふたりで車窓からレストランを見て
繋がれた手のぬくもりを感じる。
私がほしい言葉はくれなかったけれど
思い出の場所を思い出を語りながら
ふたりで車のシートに並んでいる
そのことが
そのほしい言葉の代わりのような
とても温かい気持ちにさせてくれました。
俺様の読み通り、いつもの倍の時間をかけて私達の街に到着しました。
その間、ずっと手は繋いだまま。
俺「来年もよろしく、でいいのかな?」
🌸「こちらこそよ。よいお年をね。」
俺「うん。よいお年をな。」
🌸「あと…」
俺「そして、メリークリスマス。」
🌸「やだ!今言おうとおもったのに!
笑 メリークリスマス。」
みなさまも
Merry Xmas✨🎄✨
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