コスモスを花束にして

大好きな人。50代も後半に再会しました。過去の記事は一部非公開になっているものもあります。

ちいさなちいさな違和感を感じる季節

最初に申し上げておきます。

今回は、ほぼ愚痴です。

お許しくださいませ。




今月は私の誕生月。

誕生日の2日前にデートをしてきました。

今回は私が時間を指定しました。



先月

「ほしいもの、考えておいてな」

と言われたので、プレゼントをもらうのが苦手な私ですが、一生懸命に考えました。

だから、当日、会った時に、まず、ほしいものは何か、何処へ買い物に行くか、を聞かれると思っていました。

買い物する時間を見込んでの待ち合わせ時間です。



ところが。

イソイソと車に乗り込んだ私に俺様は


「どこへ行きたいですか?」


と。

これは買い物に行くのではなく

どこにドライブへ行くか

という意味の言葉です。


一瞬、(えっ。聞いてくれないの?)となりましたが、少し勇気を出して明るく言いました。


「誕生日、何か買ってくれるの?」



「おー。いいよ。どこ行く?」



「うーん。〇〇かな。」



向かう車の中でも、ショッピングモールの中を歩いても、「何がほしいか」とは聞いてきません。

私が何を探しているか聞かない俺様が不思議。

しばらくして、私から言いました。


「気軽な感じの時計がほしいの」


雑貨屋さんに置いてある、プチプライスの可愛い腕時計です。

バングルタイプの時計を買ってもらいました。

あまりに安かったからか、俺様は


「そんなんでいいのか?」


と、繰り返して聞いてきました。


「うん。これがいいの。」



時計は割と好きでシーンによって使い分けています。

仕事用。

カジュアル用。

ちょっとドレスアップしたとき用…など。

これは俺様とのデート用。

おもちゃみたいな時計が私達にはぴったり。

なんてね。



ランチ場所を考えていたとき。


「ねぇ、ここ曲がると最初の日に来たパスタ屋さんがあるよね?やってるか見てみない?」


「おお!そうだな!」


残念ながら夜だけの営業なのかクローズになっていました。

でも。今のふたりにとってキッカケになったレストランを「最初の日」の言葉で分かってくれたのは嬉しかった。

忘れっぽい俺様だけど、あの日、食事だけをした夜のことは覚えていてくれてるみたい。


結果。

ネット検索で調べたパスタ屋さんへ。

とっても家庭的な雰囲気のお店。

平日の昼間なのにほぼ女性客で満席。

パスタはちょっと柔らかくて昭和チックだけど。

俺様は気に入ったようで

「ドレッシングが美味しい!」

珍しくサラダを完食🥗

「今度は、夜来よう!」と。




お部屋でソファに座ったら

「お誕生日おめでとうございます!」

と、教科書を読むみたいに言われました。

「ありがとうございます」

と、私も大真面目に応えました。





この日。私が帰りたいタイミングより早い時間で部屋を出ることになり。

何処かで時間を潰さなくてはなりません。

そのことを俺様に伝えたのですが


「そうなのか。すまないな。」


そう言っただけでした。

時間を潰すのに付き合ってはくれないんだぁ。

まぁ。私の勝手な都合だから仕方ないけど。

近くのドラッグストアで時間調整のために私はひとり、車を降りました。

少しでも長く一緒にいようとか、そんな気持ちは俺様にはないのです。





今回の最中に。

ローションを塗り直してほしいと言ったら

「じゃあいいや」

とコトを中断しようとして。

「えっ?なんで?いやなの?」

と言ったら、慌てたように

「いや、そんなことはない。いやじゃないぞ」と、続けたのだけど。

即座に訂正してたけど、私は「じゃあいいや」と言ったときの俺様の「面倒」という表情を見逃さなかった。

これも違和感。



なんだかな。。



色んな違和感を感じて、それを覆すだけの俺様からの愛情を言動から感じることもなく。

走り去る俺様の車を見送ってデートは終わりました。








そして。

さらに問題は誕生日当日。

前日の夜に「昨日はありがとう」メールが来ましたけど。

…そのまま。

日付が変わっても何にも。

朝も。

昼間も。

夜も。

何にも。


2年前もこのパターンでした。

ある程度想像はしていたものの。


なんだかな。。



私は俺様の誕生日の当日の零時にメールを送っています。

それは私が送りたいから送っているもの。

俺様もそうしてくれるのが理想ですが、無理なので求めてはいません。

でもね。

誕生日前日に会ったとしても、当日に私が送っているお祝いメッセージ。

送りたいからそうしているけど

もちろん相手に喜んでもらいたいからです。

これって嬉しくないんでしょうか。

なんとも思ってないってことでしょうか。

嬉しかったら相手にも同じことをしてあげようとしませんか。

誕生日を忘れているわけではないのでしょうが

会ってお祝いをしたから、もうそれでいいという感覚なんでしょうね。


私が欲深いのか。求めすぎなのか。


なんだかな。。


誕生日が終わる1時間前にメールでメッセージの催促をしようかと思いましたがやめました。

送信ボタンをタップしようとしても上手く触れなかったんです。

そんなメッセージはやめなさいってことかな?と思って。




来年から、当日メッセージは少し考えようと

そんなことを考えてしまった誕生日の夜でした。

来年があれば…の話ですけど。







私がこんなにネガティブなのは、もしかしたらデートの時に感じた、ちいさな、ちいさな違和感のアレコレのせいなのかも。

それとも、紅葉も終わりに近いどんよりとしたこの季節のせいなのかもしれません。










るんるんとしたお誕生日デートを書くつもりが

こんなに暗い記事になってしまいました。

アップすることを躊躇しましたが

そのとき、そのときの、正直な気持ちを残しておこうと思い公開しておくことを決めました。